「京菓子」は、朝廷文化である有職や茶道文化と密接に関わり発展した
世界でも稀にみる芸術的な食べ物です。
日本の伝統文化を表す重要なエッセンスが、すべて
《50グラムの立体造形》に込められています。

本展覧会は、京都を代表する芸術文化である京菓子を通して、広く皆様に
古典文学について知っていただくとともに、京菓子についての理解を深めていただくことを趣旨とするものです。

2024年は源氏物語をテーマにした京菓子作品の中から、選りすぐりの作品を展示いたします。

※「京の菓子文化」は2017年に”京都をつなぐ無形文化遺産”に選ばれました。

弘道館と皆川淇園について

弘道館と皆川淇園について

有斐斎弘道館は、江戸時代を代表する儒者・皆川淇園(みながわきえん/ 1734-1807)の学問所「弘道館」址に建てられた数寄屋建築です。建造物ならびに庭園を保存するとともに、江戸時代の教養文化を再考し、現代における学問所の再興をめざして、活動を続けています。

京菓子展を通して、当時の文化サロンの豊かなネットワークに思いを馳せることができましたら幸いです。

公益財団法人 有斐斎 弘道館

〒 602-8006 京都市上京区上長者町通新町東入る元土御門町 524-1
TEL&FAX:075-441-6662

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